男性が釈放されたのは、真犯人が判明してから1か月半も後のこと。
男性は違法な捜査や起訴で精神的苦痛を受けたなどとして、国と県に慰謝料など
約1,000万円を求める国家賠償請求訴訟を起こしたが、松山地裁は、男性の訴えを退けた。
この事件の怖いところは、証拠がなくても、無実の人間が警察の取調べにおいて、
やってもいない事件の自白をしてしまい、それを検察官が何の疑いもなく起訴してしまった
ことである。
これと似たような事件の裁判が行われている。
愛知県豊川市で起こった幼児殺害事件だ。
犯人としてトラック運転手が逮捕されたが、証拠も目撃者もなく、自白の内容も矛盾しており、
裁判では無罪を主張している。
判決は明日(1月24日)下される予定だ。
なお、松山の事件については下記のブログにおいて、元検察官(現・弁護士でロースクール教員)が、警察と検察、そして判決についての問題点を指摘している。
元検弁護士のつぶやき「誤認起訴と国家賠償」
http://www.yabelab.net/blog/2006/01/18-170224.php
元検弁護士のつぶやき誤認起訴と国家賠償(続報)
http://www.yabelab.net/blog/2006/01/20-193938.php
また、下記のブログも参考になる。
井上直行 弁護士ブログ「宇和島署 誤認逮捕の国賠請求」
http://blog.livedoor.jp/bengoshi_dessei/archives/373410.html


